ドラえもんの体型と愛嬌を持った女性とハピメで会った

私は30代の男性です。体型は若い時からやせ型をずっとキープしています。そんな私が20代の時、ハッピーメールを通じて出会った女性が印象深くて今でもよく覚えています。その女性とは、共通の趣味がきっかけで仲良くなりました。その趣味とは競馬です。ネットサイトで競馬好きの女性を探していたところ彼女にいきあたり、ハピメ内でメールのやり取りをするようになりました。彼女もその時の私と同じ20代でフリーターだったのですが、20代女性にしてはその趣味が変わっていました。競馬はもちろんこと、野球や歴史も好きだったのです。今でこそ女性が競馬や野球や歴史を好きなのはそれほど珍しくありませんが、その時はまだまだレアな存在でした。

そんな彼女と1度会ってみたいと思った私は、競馬デートに思い切って誘いました。彼女はその誘いをとても喜んでくれ、二つ返事でOKしました。サイト内のメールのやり取りは毎日のように行って、知り合ってから1ヶ月ぐらい経って会うことになったのです。1日1回彼女とメールでやり取りするのが、とても楽しみでした。ただしその時は、まだ彼女の外見はわかっていません。ですから彼女がいったいどんな女性なのか、会うまでとてもドキドキしながら競馬デートの日を待ちました。

競馬場の入場口で待っていた私のもとに現れた彼女は、思っていたよりもぽっちゃりしていました。お世辞にもスレンダーとはいえず、ちょっとどっしりした感じでした。その見た目にやや面食らったことは否定できませんが、それでもピュアな心を持っていそうな自然派の女性に見えました。オレンジ色の服にカジュアルなパンツにスニーカーを合わせた気取らないファッションも親しみが持てましたし、初対面でしたがあまり緊張することはありませんでした。

馬券を買ってレースを観戦するという一連の流れで競馬を楽しんだのですが、その最中に彼女はよく「フフフ」と笑ってくれることがありました。おそらく楽しませようとした私の話す言葉に気を遣って愛想笑いをしてくれていたのだと思いますが、それでもよく「フフフ」と笑ってくれました。その笑い方を見ている内にだんだんと「何かに似ているなあ、どこかで見たことあるなあ」と思うようになりました。そしてしばらく経った後、電撃に打たれたように気付きました。それは彼女が「ドラえもんに似ている」ということです。ややぽっちゃりした体型に独特の笑い方は、大ヒット漫画として誰もが知っているドラえもんに酷似していたのです。ドラえもんも愛嬌がありますが、彼女もまた同じように愛嬌がありました。

癖がスゴイ彼女に競馬よりも気を取られてしまいましたが、特に変な空気になることもなく競馬デートは無事終わりました。別れる時には彼女が「楽しかった」と言ってくれたので、デート自体は成功だったといえます。ですがその後彼女との関係は、残念ながら進展しませんでした。お互いに男女の関係というよりと友人としてしばらくはネットサイト内でやり取りを続けていたのですが、再度会うことは叶わず、そのまま関係が自然消滅してしまったのです。ですので友人としても、付き合い続けていくことはできませんでした。

1度会ってみてお互いに「恋人同士になるような関係ではない」と気付いたのかもしれません。趣味の話をするにはいいのですがそこ止まりという印象だったのは確かで、それ以上関係を深めていこうとはお互いに思えませんでした。お互いにもう1回ぐらいは会ってもいいと思っていて実際に誘ったりもしたのですが、その時はタイミングが悪くて結局会えませんでした。そういう運命だったというしかありません。

ただ出会いサイトを利用して何人かの女性と会いましたが、彼女はドラえもんに似ていたのでとてもよく覚えています。